下戸の逆はザル・ワク?それぞれの意味って?
お酒が飲めない人の事を“下戸”っていいます。
下戸という言葉があるという事は反対にお酒に強い人の事を指す言葉もあるはずですよね。
お酒に関係した言葉としてザルやワクといったものがあります。
下戸の逆はザル・ワクなのでしょうか?
それぞれの言葉の意味について調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
下戸の逆はザル・ワク?意味も調べてみた!
下戸の逆の意味の言葉としては上戸というのが一般的かもしれません。
しかし他にも呼び方があり、ザルやワクもそれに該当します。
では何故ザルやワクという呼び方をするのでしょうか?
それぞれの意味を調べてみました。
まずはザルからです。
ザルは竹や針金などを網目状に編んだ器の事です。
よく食品の水切りの時などに使われます。
水切りに使う事からも分かるように、ザルに入れた液体は残らずに下に落ちてしまいますよね。
お酒におけるザルはその特徴から来ています。
お酒に強い人はいくらでもお酒を飲む事ができます。
つまり“いくら液体を注いでも満たされない”ザルとお酒に強い人を掛けているのです。
次にワクについてです。
ワク=枠とは、物体を取り囲んだり支えるなどといった役割をもつ構造の一部の事を指します。
ワクには底がありません。
なのでワクにいくら液体を入れても溜まることなく流れ落ちていきます。
ザルはほんのわずかな時間であるものの、お酒が留まります。
しかしワクはお酒の留まるところが一切ないため、お酒にかなり強い人を意味する言葉として使われるようになりました。
ちなみにそれぞれの道具のイメージから分かる通り、ザルよりもワクの方がお酒に強い酒豪という事になります。
下戸の逆の言葉は他にも?
実はザル・ワク以外にも“うわばみ”や“左党”といった言葉もあります。
うわばみとは大きな蛇を指します。
大蛇は獲物を大量に丸呑みする事から、
・どんなお酒でもいける
・大量に飲んでも平気
といった大酒飲みの事を指します。
左党の由来は大工や鉱夫が関係しています。
江戸時代の大工や鉱夫は右手に槌、左手にノミを持っていました。
この事から右手を“槌手”と呼び、左手を“ノミ手”と呼んでいました。
この“ノミ手”を飲み手と掛け、お酒を飲むのが得意な人の事を左党と呼ぶようになったのです。
それぞれ異なった由来があって、それに沿った意味があるなんてなかなか興味深いですね。
まとめ
下戸の逆の言葉としてザル・ワクがあります。
しかしそれぞれお酒を飲む量が異なるイメージがあります。
ザルも十分にお酒に強いのですが、底がないワクの方がお酒をより飲む事ができる人を指します。
また他にも“うわばみ”や“左党”といった言葉も存在します。
いずれの言葉もその由来を聞けば納得できるものばかりです。
また別の言い方もいくつかあるので、興味のある人は調べてみても面白いかもしれませんよ。
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