下戸でもお酒に強くなる方法は何かある？
下戸の人はお酒を飲む事ができません。
体質的に飲めないのでお酒を避けている人がほとんどでしょう。
しかしどうしても飲まないといけない状況も出てくるかもしれません。
下戸でもお酒に強くなる方法は何かあるのでしょうか？
下戸がお酒に強くなる方法があるのかどうかについて調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
下戸だけどお酒に強くなりたい！方法はある？
お酒に対する強さは主に遺伝によって決まっています。
お酒を飲んだ後に顔が赤くなったり気分が悪くなったりする原因はアルコールを分解した時にできるアセトアルデヒドです。
このアセトアルデヒドを分解する役割を担うのが“アセトアルデヒド脱水素酵素”です。
アセトアルデヒド脱水素酵素の活性は遺伝子の組み合わせにより決まっています。
遺伝が関係しているならお酒に強くなるのは難しそうですよね。
でも“飲み続けたらお酒に強くなる”という話を聞いた事はありませんか？
お酒に強いかどうかに関係してくるのは、先ほども出てきた“アセトアルデヒド脱水素酵素”です。
アセトアルデヒド脱水素酵素はアルコール代謝を繰り返していくことでその活性が少しずつ高まっていきます。
そして肝臓に多く存在するチトクロームP450(CYP3A4)という酵素も同様に活性が高まります。
CYP3A4の活性が上がるとお酒の量が増えても不調が現れにくくなります。
それだけでなく、お酒を飲むと顔がすぐに赤くなる人は赤くなりにくくなります。
つまりアセトアルデヒド脱水素酵素とCYP3A4の活性が上がればお酒に強くなるという事です。
ただしお酒を飲まない生活が続くとどちらの酵素も活性が下がってしまいます。
継続しないとお酒に強い状態は続かないという事になりますが、注意点があります。
デメリットと注意点
そのため無理をして鍛えないでください。
実際に活性が上がっているならいいのですが、飲み続けていると実際には活性が上がっていないのに“お酒に強くなった”と勘違いしてしまう事があります。
その結果、次第にお酒の量が増えていき、最悪の場合アルコール依存症になってしまうおそれもあります。
仮にお酒に強くなったとしても病気になってしまっては元も子もありません。
無理をせず、その日の体調と相談しつつ二日酔いにならない程度飲むようにしましょう。
またCYP3A4の活性が上がると薬の効きが悪くなるおそれがあります。
活性が上がることで有効成分の代謝スピードが変わり、本来期待される効果が現れない事があるんです。
CYP3A4で代謝される薬を定期的に飲んでいる人は注意が必要です。
まとめ
下戸でもお酒を飲み続けることでアセトアルデヒド脱水素酵素とCYP3A4の活性が上がり、お酒に強くなる場合があります。
ただし個人差があるため、飲み方を間違えると最悪の場合アルコール依存症になってしまいます。
また仮に活性が上がったとしても継続しないとお酒に強い状態は続きません。
そして薬によってはCYP3A4の活性が上がると効きが悪くなるおそれがあります。
定期的にCYP3A4で代謝される薬を飲んでいる場合は特に気を付けましょう。
このように、上記の方法は確定ではありません。
より確実にお酒を飲めるようになりたい下戸の人には今から紹介する方法がおすすめです。
この方法はお酒を飲む前にある事を実践するだけ！
それでお酒を飲めるようになり、しかもただ飲むだけでなく楽しく飲めるんです。
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