下戸の遺伝子のメリットは何かある?人生損ばかりじゃない?
「下戸だと人生で損している」という言葉を聞いた事はありませんか?
下戸の人で言われた経験のある人もいるでしょう。
果たしてその通りなのでしょうか?
下戸の遺伝子のメリットは何かあって、人生損ばかりじゃないのではないでしょうか?
下戸である事のメリットについて調べてみましたのでよければ見ていってくださいね。
下戸の遺伝子のメリットは何かある?
下戸の遺伝子のメリットについて調べていたところ、興味深い内容を見つけました。
それは日本人はお酒に弱い体質の人が増えるよう、数千年かけて進化してきた事が分かったというものです。
一見何のメリットもなさそうですが、実はお酒の弱さは感染症の予防と関係があるのだそうです。
お酒に含まれているアルコールはエタノールです。
エタノールは肝臓でアルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドへと分解されます。
そしてアセトアルデヒドは同じく肝臓でアルデヒド脱水素酵素によって酢酸へと分解されます。
お酒を飲んだ後、人間にとって猛毒のアセトアルデヒドを無毒の酢酸に体内では分解しているのです。
アセトアルデヒドを分解しにくい人がお酒に弱い人、つまり下戸という事になります。
“アセトアルデヒドの血中濃度が高い”状態は人間にとって毒です。
しかしそれと同時に病原体にとっても毒です。
特に血液に感染する原虫と呼ばれる寄生生物は血中のアセトアルデヒド濃度が高いと増殖できないという事が判明しています。
このため、下戸という事は感染症予防に関係があるという説があるのです。
ただしこの説はまだ確定のものではありません。
しかしそういった可能性があるというのは下戸のメリットといえるでしょう。
普段は実感しにくい下戸のメリットですが、下戸は意図的になれるものではありません。
下戸ならば酔っぱらった人の介抱役などで良い所をアピールできるなど、メリットは他にもまだまだあります。
下戸は人生損ばかりじゃない?
下戸の人はお酒を飲めないので人生損してると決まっているわけではありません。
とあるアンケートでは6割の人がお酒のない人生は損していないと回答しています。
上戸の人から見ると下戸はお酒という楽しみを知らないから人生がつまらないと思うでしょう。
また、下戸でも仕事や飲み会などで損をしていると感じる事はあるようです。
しかし先ほども書いたように下戸である人の大半はお酒が飲めないだけで人生がつまらないとは思っていません。
そういった人達は、飲めないお酒にお金をつぎ込むより趣味や美味しいものを食べたりするのに使った方がいいと思っているからです。
上戸の人がお酒を飲むのが楽しいように、下戸はお酒の代わりに自分の好きな事を楽しめるのです。
その人にとって楽しい事ができていれば充実感があるのは当然の事でしょう。
なので、下戸でお酒が飲めないからといって人生損ばかりじゃないのです。
まとめ
下戸の人は遺伝子などの影響でアセトアルデヒドを分解しにくいです。
アセトアルデヒドを分解しにくい体質が感染症予防にも関係があるのではないかという研究が進められています。
この研究はまだ確定ではありませんが、下戸の遺伝子にはそういったメリットの可能性もあるのです。
また下戸であっても趣味や美味しい物を食べるといった楽しみがあります。
上戸のようにお酒を飲むのが楽しみという人はほぼいないと思われます。
しかし下戸でお酒が飲めないからといって人生損ばかりじゃないのです。
とはいえ、可能であればお酒を飲めるようになりたい!と考える下戸の人もいるでしょう。
今回紹介するこの方法はそんな人にこそおすすめです。
この方法はお酒を飲む前にある事を実践するだけ!
たったそれだけでお酒を楽しく飲めるようになるんです。
悪酔いする事なく気持ちよくお酒を飲めるようになりたいならおすすめですよ。